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小児成人病と肥満児の予防と治療

 本来、成人に発症する慢性疾患が小児に発症する状態を小児成人病といいます。
 代表的な疾患は、高脂血症・高血圧・脂肪肝・インスリン非依存型糖尿病などがあります。これらの病気は食生活を中心とした、最近の子供達のライフスタイルが原因で、その点を直すことが予防や治療に必要です。
 小児成人病は肥満児に多発し、ほとんどの肥満児には、高脂血症・高血圧・糖尿病・脂肪肝のうち、何かの疾患があるといえます。
 予防や治療にはまず、減量が必要であり、そのことだけで改善する例が多くあります。予防も治療もしなければ、種々の合併症がおきてきます。ですから肥満度が高くなるにつれて死亡率は高くなります。

肥満児にならないための食事療法

 小児成人病は肥満児にならないことが一番の予防といえます。そこで食事療法による、予防と治療をしたいのですが食事は結局、低カロリー・低脂肪・低糖分・低食塩・高食物繊維になります。
 この食事は小児の場合、成長期にあるのであまり制限を厳しくすると、成長に障害が起こる危険性があるので身長や体重の変化をよく観察しながら進めていってください。
 食事療法についてですが、食品選びの目安として下の図を参考にしてみて下さい。

食品選びの目安

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