生活習慣トップ

院内感染防止対策の第一は丁寧な手洗い!

D健康の知識.gif 丁寧に手を洗う
 病院など医療施設はすべて、常に感染の危険にさらされているという認識が必要です。
 感染防止対策の第一は、石鹸と流水により丁寧に手を洗い(手首まで)、完全に乾かすことです。病院への見舞いや面会での病室への入室、退室時には、水道の流水で手を洗い、すぐにペーパータオルなどで乾かすことが勧められます。
感染源は人か環境
 元来、院内感染とは、病院などの医療施設において患者(新生児も含む)や病院勤務者などが何らかの原因で罹患発症するすべての感染症を指しています。感染症の原因微生物は細菌や真菌、ウイルスなどです。M院内感染
 社会問題となっているのは、メチシリン耐性黄色ブドウ球薗(MRSA)やバンコマイシン耐性腸球菌(VRE)などの耐性菌による院内感染です。また通常の環境のなかに存在するレジオネラ菌による重症院内肺炎や、多剤耐性結核薗による集団院内感染の発生もあります。
 院内感染の感染源は人か環境のいずれかです。したがって、防止対策もこの二つの観点からなされています。病院に備えられているベッド(柵を含む)、ドアのノブ、電話機、医療機器類などには薗が付着しているということを念頭において行動しましょう。
 ともあれ、病院は感染の危険性が高いところだという認識が必要です。患者への見舞いや面会をはじめ、受診などで病院を出入りするときは、院内感染についての十分な注意が必要です。


生活習慣・ページのご案内

ページの上に 戻る↑