病気Ⅰトップ

心疾患,脳血管疾患は予防対策が大事

 日本は世界でも異例なほどの超長寿社会が形成され,ご同慶の至りです。
 一方死因をみると男女とも1位がん、2位心疾患、3位脳血管疾患が3大死因となっていて、合わせて死亡者の60%となっています。特にがんはその半分(全体の30%強)を占めさらに増加を続けています。
  ところが、心疾患および脳血管疾患の死亡者数は、がんの半数程度ですが、その基礎となる高血圧症、高脂血症、糖尿病などを合わせると30歳以上の方々の6割にものぽっており中には必ずしも健康な生活を享受できない方もおられ、社会的にはがん以上に大きな問題となっています[平成12年循環器疾患基礎調査]。
 政府では「健康日本21」運動を展開しており、食事、運動、酒・たばこといった嗜好物等について、2010年までに達成すべき具体的改善目標数値を設定し、これらの生活習慣病の予防対策の呼びかけを行っています。禁煙、禁酒
健全な食生活や運動を心がけ、血清コレステロールや中性脂肪,血糖値などを正常な範囲に維持し、健康な長寿を全うしたいものです。

病気Ⅰ・ページのご案内

ページの上に 戻る↑