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暮らしの中に運動を

 最近は世の中が便利になりすぎて、日常生活で体を動かすことが少なくなりました。その結果、運動不足を招き、食べすぎと重なって肥満の人が増えてきました。食生活にいくら注意しても、余分なカロリーを運動により消費しなければ肥満を招くことは当然です。
 運動は肥満ばかりでなく、動脈硬化、高血圧、心臓病、糖尿病などの成人病予防につながります。さらに、交感神経の緊張を和らげて気分をリフレッシュさせ、ストレス解消にも効果があります。毎日の暮らしの中に運動する習慣を取り入れて成人病を予防しましょう。

ウォーキングのすすめ

 少し汗ばむ程度の速歩は、健康づくりの運動としては万人向けと言えます。1日1万歩が自標と言われていますが、あまりこの数字にこだわる必要はありません。
 会社へ行くとき、ひと駅前で降りて歩<とか、エスカレーターに乗らずに階段を上るような習慣をつけましょう。仲間を作り、コースを変え、目標を決めるなど、いろいろ工夫して毎日楽しく歩きましょう。

自分の年齢体力に合った運動を
 運動は自分の年齢、体力にあった種目を選び、長く続けなければ効果は期待できません。
健康づくりのための運動は、毎日規則正しく行うのが理想です。毎日が無理なら週に3日は運動するような習慣をつけましょう。
 中高年者の運動は、体力維持にポイントをおいて気楽に楽しむ心がけが大切です。また、体の弱い人、病気を持っている人、血圧の高い人など、なにか健康上の問題を抱えている人は、医師の指導のもとで運動する必要があります。

 1日どれだけ運動したらよいか
健康づくりのための適当な運動の例(毎日行う場合の1日の運動時間)
歩く1速歩 (100メートル/分) 25分
ダンス1エアロビックダンス (軽く) 25分
自転車.gif 自転車 (18キロ/時間) 25分
水泳水泳 (足の推進力に頼らないゆっくりした速さ)25分
ジョギングジョギング (120メートル/分) 20分
(この数字は30歳代の 健康な人を対象にしたもの)

運動不足度チェック10
犬も散歩 1 駅のエスカレーターを利用した
2 電車やバスですぐ座った
3 会社で階段を上らなかった
4 昼休みには外に出なかった
5 車によく乗った
6 体操はまったくしなかった
7 靴下や靴は座ってはいた
8 30分も歩かなかった
9 小まめに体を動かさなかった
10 今週は運動はしなかった
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