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環境ホルモンから身を守る

私達の健康に悪影響をもたらす環境ホルモン

 環境ホルモンは、動物の体内に入ったとき、体内の正常なホルモンに悪影響をもたらします。ダイオキシン類・ノニフエノール・ピスフェノールAなどがあリ、これらが魚や家畜などに蓄積されて、食べ物と一緒に体内に入ります。侵入した環境ホルモンは細胞の核に入り、勝手な指令を出し、誤ったタンパタ質を合成するなどして、体内のホルモン作用を撹乱してしまいます。
細胞、環境ホルモン一度体内に入ってしまうとなかなか出てこない
 体内に入ってしまった環境ホルモンはそう簡単には出てきません。体内に蓄積したまま放置すると、そのうちの半分がなくなるまでに15年間もかかるものがあります。
 しかし、食物繊維や葉緑素などを豊富に摂れば環境ホルモンの体外への排出を早めることができます。
葉緑素食物繊維と葉緑素で体外排除
 体に侵入した環境ホルモンの体外排除を促進するのが食物繊維と葉緑素を豊富に含んだ食品です。
 ゴボウ・ホウレン草・米ぬかなどで食物繊維、抹茶・クロレラ・スピルリナなどで葉緑素をそれぞれ摂り、環境ホルモンの腸からの吸収を妨げ、体外排除を増進させます。

食物繊維
葉緑素

体内を循環する環境ホルモン

 環境ホルモンが食べ物などと一緒に体内に入ると、まず、胃を通り、小腸で吸収され、血流に乗り、体内を駆け回ります。体中に悪影響をもたらした後、肝臓や脂肪に蓄積されて再び血流に乗り、体内を循環します。
 最終的に小腸で吸収され、その後、排泄されたり、分解されたりして、ほんの少しずつ減少していきます。
 環境ホルモンが半分の量に減るまでには15年もかかります。
 環境ホルモンを排泄するには、初めに体内に入った時と、小腸に吸着している時に食物繊維などで体外へ排出します。
お茶の成分カテキンが環境ホルモンを防ぐ
 お茶の渋み成分のカテキン類が環境ホルモンの健康への悪影響を防ぎます。
 カテキンは体内のホルモン受容体と素早く結合して、環境ホルモンをブロックします。環境ホルモンが受容体に結合するよりも早く、先回りして悪影響を防ぎます。もちろんカテキンは受容体に結合しても、体に悪影響はありません。
 又、本物のホルモンが来ると受容体を明け渡します。

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