更年期障害とは、女性ホルモン (主にエストロゲン) の分泌が急激に減少し、全身に不快な症状が出てきます。他には、自律神経、家庭環境、性格などのアンバランスによっても更年期障害は引き起こされます。自覚症状は誰に訴えても理解してもらえません。病院で検査をしても悪い結果は出ないので、次のような症状が出たら更年期障害を疑ってみてください。| 主な症状 | ||
| めまい | 頭痛 | 冷え症 |
| 動悸・患切れ | 頻尿 | 発汗 |
| 肩こり | 手足のしびれ(知覚異常) | 吐き気 |
![]() |
卵胞ホルモンの減少 エストロゲン 30歳くらいにピークを むかえ、エストロゲン は減り始めます.40歳 には半分、50歳には3 分の1以下になります。 |
| 主な症状 | ||
| 不眠 | イライラ | 不安感 |
| 憂うつ | 判断力の低下 | |
どんな人がなりやすいのでしょうか?
若いときの不規則な生活、特に食生活と睡眠時間のツケは更年期に出てきます。不規則な食事時間、食べる量、内容が乏しい、無理なダイエット、タバコやアルコールの過剰摂取などは要注意です。また、朝決まった時間に起きない、夜中まで起きているなど、体のリズムができていない人も注意が必要です。食べるものや生活習慣をきちんとしておかなければ、のちのち更年期になったときに影響してきます。| チェック 生活習慣の改善をして、更年期に備えよう | ||
| 口 | ① | 栄養のバランスを考えた食事をとっている。 |
| 口 | ② | 朝晩は決まった時間に起き、決まった時間に寝ている。 |
| 口 | ③ | 朝の目覚めは爽快 |
| 口 | ④ | ストレスを発散させる方法を知っている。 |
| 口 | ⑤ | 三日に一度は適度な運動をしている。 |
| 口 | ⑥ | タバコは吸わない。 |
| 口 | ⑦ | お酒はほどほど。 |
| 口 | ⑧ | 一人で過ごす時間がある。 |
| 口 | ⑨ | 楽しく過ごせる友人がいる。 |
| 以上の項目はどれも大切なことです。 | ||
| すべてにチェックが入るよう生活習慣を改善していきましょう。 | ||