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かぜの予防方法・インフルエンザの対応

① 早寝早起きで睡眠を十分とる
 寝つかれないときは、入浴してからだを温めたり、軽い体操で眠りを誘うようにします。また規則正しい生活習慣を心がけましょう。
② 極端な偏食をしないことかぜに強いVC・VE 日ごろからバランスのとれた栄養を心がけ、とくにビタミンC、Eを多く含む食品は積極的にとります。
 ビタミン不足は感染に対する抵抗力が弱まります。
③ からだを鍛える
 日ごろから、からだを鍛えておきましょう。自分にあった運動、体操、ウォーキング、ジョギングなど継続することが大切です。
④ 厚着をしすぎないように
 必要以上の厚着は避け、活動しやすい服を着ましょう。薄着の奨励、乾布摩擦などで健康体を。
⑤ 汗をかいたままにしない
 運動などで汗をかいたら早くふき取り、下着を取り替えて、からだを冷やさないようにします。
 からだの冷えは病気のもとです。入浴できれば最適です。
⑥ 室内の換気と湿度に注意しましょう子供は風の子元気な子 室内で暖房器具を使う場合は、ときどき窓をあけて新鮮な空気と入れ替えます。
 またウイルスは乾燥をこのみますから、室内の湿度低下にも十分注意しましょう。
⑦ 外出後は、手洗いやうがいを習慣づける
 人込みの多いところはかぜのウイルスに感染しやすくなります。外出から帰ったら、必ずうがい、手洗いを行いましょう。

インフルエンザの対応
 今冬は、SARSの再流行が懸念されていることから、SARSとの鑑別が困難であるインフルエンザヘの対応が求められています。 厚生労働省でも、インフルエンザワクチンや抗インフルエンザウイルス薬の供給について通知及び事務連絡が発出されています。
 この中で、インフルエンザワクチンの増産(昨シーズン使用量の1.4倍)、積極的なワクチン接種を進めていること。
 また、抗インフルエンザウイルス薬の供給増加(2倍以上)、ドライシロップの比率アップ(小児向け)、小包装比率の増加(約60%、細かな供給に対応)、出荷体制の整備(初回品揃え出荷と流行出荷の2本立て)、 更に、インフルエンザウイルス抗原検出キットの増産をあげ、医療機関や企業などへ積極的な取り組みを求めています。全乗務員にワクチン接種を行った航空会社のニュースもありました。
 インフルエンザの患者数は、平均年間50~100万人です。平成11年のインフルエンザによる死亡者数は、約1400人で、うち約85%は65歳以上の高齢者でした。ワクチンは100%予防することはできませんが、抵抗力の弱い高齢者や乳幼児、更に喘息などの慢性疾患をもつ方は、ワクチン接種をお奨めします。


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